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また上から竹刀を振りかざしてきた。カバンで受け流し竹刀の先を握って手首を返して竹刀を取り上げた。
「先輩、竹刀はこう使うんですよ」
私はカバンを置いて竹刀で構えた。竹刀を取られたのがショックなのかビックリしてる東お姉ちゃん。
私は構えから攻撃に行った。面、面、胴、最後に喉元に突きをする寸前で止めた。……私は竹刀を東お姉ちゃんに返した。
「もう帰っていいですか?」
「こいつ、…………袋にしちまえ!」
なんか古臭いなぁ~……伝統なのか?こうゆうのは。
私は正面に居たやつの鳩尾に蹴りを入れて、その反動で後ろにいたやつに飛び蹴りを頭に喰らわせた。右にいるやつの頭を回し蹴りで倒して左に居るやつにローキックで崩しハイキックで倒した。
「もう帰っていいですか?」
「舐めやがって……」
東お姉ちゃんは怒りで顔が赤くなってる。後ろにいる東里美は青い顔をしてた。
私は黙って東お姉ちゃんに向かって行った。寸前で左に移動して脇に膝を入れた。後ろに回り両手で首の横を叩いた。お姉ちゃんは気絶して崩れ落ちた。まだ二~三人居る方を見て向かって行った。寸前で右に回り鳩尾に爪先で蹴りを入れて、かかんだとこを思い切り踵落としを喰らわせた。
何人か逃げたのか人数が合わないが、まぁいいか。
最後の動けない一人に言った。
「もう、私に構わないで下さい。今度は手加減しないで本気でやりますよ……とみんなに伝えてといて下さい。では、帰らせてもらいます」
……いい運動しちゃったよ。このままクリニックに行って稽古しようかな?
あっ!稽古着が無いや。
ま、帰ろう。私はそのまま歩いて帰った。
次の日も放課後、また同じ場所に呼び出された。
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