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それから憧れるだけの日々が続いた
体育大会でフォークダンスのとき
先輩が他の女の先輩と手つないでるとこ見てへこんだり
部活のとき少しだけ、こっちを見たような気がしてうれしかったり
男バスの同級生から先輩の話を聞くだけで1日幸せになったり
先輩はあたしのこと知りもしないかもしれないのに
あたしの中での先輩の存在はどんどん大きくなっていた
たぶん、この時から
もうすきだった
外見じゃなくて
行動ひとつひとつが
愛しくて
自分を知ってほしくて。
中学のとき、まあまあ恋は人並みにしてたし
彼氏もいたけど
こんな気持ち
初めてだった
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