第2話 有栖川シュン

4/4
前へ
/138ページ
次へ
じんわりと染み入るような声でニコニコふわふわと笑っていたかと思えば、ふっとどこか遠くを見ているような表情をする。 そんなリナが何となくほっとけないとか可愛いとか思ったことを、トイレに行ったときに友人にポロリと話したのが全ての始まり。 合コン中も友人のヤスアキに茶化されネタにされ(今思えばきっかけ作りとしてありがたいことこの上ない)、いつまでも続くので玉砕覚悟でリナに今日の出掛けに誘ったらOKされ、今にいたる。
/138ページ

最初のコメントを投稿しよう!

150人が本棚に入れています
本棚に追加