一章

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「そういえば、今朝の夢見は悪かった」 下校途中にふとそんな事を思い出す。 前方には、1、2、3、4…8人。 後ろには、1、2、3、4…同じく8人。 「わざわざ橋で挟み撃ちとはご苦労な事ね」 ため息とともに呟いた。 肩にかかる黒髪を風になびかせながら戦闘準備を整える。 (靴よし、ベルトよし)
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