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「恭ちゃん!!大変だぁぁぁぁぁ!!!!」
アタシは恭ちゃんに
メールをした。
いつもなら
手が空いた時にくる返事だが
今回ばかりは
「何事!?」と思ったのか
速攻で返事がきた。
「オカノさんのライブに
ご招待されたんだよぉ!!!」
そうメールをすると
電話がきた。
「は!?どういうコト!?」
「あ、あのね…。」
アタシは恭ちゃんとの小説を
オカノさんに送ったコト
その感想が返信されてきたコト
そして今回のライブのご招待に
至ったコト
を一気に説明した。
「えー!!ずるいーーー!!!」
「なんでなんで!?なんでそうなるの!??」
恭ちゃんも興奮してる様子だった。
そりゃあそうだ。
ずっとファンだった人だもの。
アタシ自身
パソコンの前でフリーズしたぐらいだ。
恭ちゃんとのどうしようもない
遠距離恋愛小説。
その小説の中に
”…オカノハルってなんだよ!?”
という
アタシの台詞が出てくる。
オカノさんを
携帯の待受けにしていた
恭ちゃんに対する
アタシの心の声だ。
そのクダリが
なんか気にいって
オカノさん本人に
読んでもらいたくなった。
それをなんとなく
メールで送ってみた。
ら
まさかの展開に。
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