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私はひいじいに毎日会いに来た
「ひいじい!学校帰りに来たよ!」
葬儀は2日後
それまでいつもどうりの私を見せようと
必死に涙を堪えていた
一人になると必ず涙が溢れそうになる
それは母も同じ様だった
「帰ろう、鈴音」
きっと、いつか母とも別れなければならなくなる
それは当たり前の事
この広い世界で一人が死んでも
ほとんどは気付かずに生活をしている
私もそうだ、そのうちの1人
気付かずに死が私達の側にいることを知らず生活していた
世界の広さを知った
ひいじいの部屋を出ようとしたその時
ひいじいの私の名前を呼ぶ声が聴こえた気がした
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