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鉄Side 「あっぁ…嘘だろ」 俺が少し買い物に 出掛けてる間に 俺の住んでいた アパートが火事にあった 負傷者は出なかった 当たり前だ このアパートには 俺以外は 住んでいないからな 消防士の人や警察の人が 何やら言っていて 2.3日は事情を 聞かれていた アパートは 木造だったため全焼 俺は一文無しに なっちまった 家族なんていない 恋人だって……… 好きな奴はいるが これからどうするか 考えていたとき ガッサ… 「本当に全部燃えちゃったんだな」 「酸素……?」 「俺のところに来るか?」 俺は頷く事しか 出来なかった 酸素は昔からの友達で 俺の好きな人 何故かこいつには 逆らえない 昔から…… 「おい。行くぞ?」 「あっあぁ」 そして俺は 運転手つきの でっかい車に乗った こいつの家は かなりの金持ちだ だから家もかなりでかい 「お前まず風呂入ってこい」 「えっ?」 家に着いた途端 そんな事を言われた 「汚れてるからな、新しい服を風呂場に置いとくからな」 「わかった」
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