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「さーな、俺そろそろ行くわ」 ガタンとわざと音を立てて席をたった おい、待てよ俺も行く 久は少し慌てて後ろをついてきた 「じゃあ、例の件頼むな」 店を出ると雨のじめっとした臭いがする 久は透明なビニール傘を派手に広げ 煙草の煙をふーっと吐き出しながら背中を向けた 喫茶店は禁煙のため 俺達喫煙者には少々堪える 俺も小さく頷きながら ポケットに突っ込んでいた煙草を取り出した
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