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何にも考えていなかった。
それが僕の悪いところ。
何が起きることもなく、時間は放課後へと姿を変えた。活気のある部活生たちの掛け声と甲高い金属音が校内に響く。
僕は部活に入っていない。
オガワは入ってる。バドミントンとか言ってた気が…まあどうでもいいけど…
そんな訳で彼女が出てくるのを校門に乗りながら待っているんですが…なぜか隣に殺気立ったコウが居座っている。
「どうかした?」
「俺は今日、お前を嵌める策を1日中考えていたんだが…思い浮かばなかった。だが、俺はお前といればまたミミちゃんにお近づきになれるかもしれないことに気づいたんだ。」
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