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「…ごめんなさい。シカイ コウさん?私、貴方のことまったく知らないし、好きな人もいるので、貴方とは付き合えません。」
「ガーン…」
絵に書いたようなフラれ方。これは同情の余地がないな…。僕は完全にコウをスルーしてオガワと会話しようと喋りかけた。
「オガワ。相手に心当たりはないのか?」
「あったら、貴方に相談しないわ…」
「あそ。」
僕はすぐに校門から降りて、帰り道を歩き出す。
すると、オガワはすぐに僕に追い付いて、僕の左腕に腕を絡ませてきた。
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