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「…何を企んでいる?」
「いやあね。好きな人がいるって言ったでしょう?シキ。」
絶対嘘だ。お前は腹黒い奴だって俺は知ってる。すべて計算済みの行動だろ…
そして、後ろからの殺気がヤバい。
コウ絶対睨んでるよ。
「シキ。ありがとね」
ぎゅっと腕に体を押し付けてくるオガワ。もう寄り添っているとしか言えないような状況だ。しかも、なぜか顔を赤らめて…
止めてくれ、女らしさを出すな。
心が揺れる。
「ははは…」
僕はどうしてか、渇いた声しか出なかった。
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