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「もう…大丈夫だよ。」
その言葉で僕は安心してしまった。それが影の違和感が無くなってなのか、自分が襲われなくてなのか。それとも、コウが襲われてなのか。
何も出来なかった僕は、何も出来はしなかった。
ただ居ただけ。襲われなくて良かった。と言ったところだ。
「救急車…」
オガワは自分が原因でコウが怪我をしたことに責任を感じているだろう。
だが、僕がしっかりしていれば怪我どころか、この事件は解決していた。
最悪の形で…。
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