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携帯を目の前にあるテーブルに置き、代わりにリモコンを手にテレビの電源をつける。
だが、見る訳ではない。ボーっと視線をテレビから天井に向ける。
「何気取ってんだろうな…僕は…」
ゆっくりと目を閉じて眠りにつく。
朝のニュースが聞こえ、そのつまらない内容はいい子守唄になった。
何も考えてない。何も考えられない。
僕は馬鹿だから…何も出来ないんだ。
自己嫌悪でも何でもない。事実僕だけは昨日無傷だったんだから…
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