6月19日

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「…へー凄いねー」 「じゃあ何故言葉とは裏腹にこっちを向かないっ!?そんなに興味が無いのか!?」 「無いな…」 「お前なあ…我等第二学年でもっとも可愛いと言われるミミちゃんに失礼だろ!!」 「知るか…勝手に人の価値観を押し付けるな。」 コウと話している間に自分の順番がやって来た。 「おばちゃん、コッペパンとミルクティー…」 「あいよ。210円」 「うい。」 金を手渡して教室へと向かう僕は自分の鞄からケータイを取り出す。
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