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「なっ……なんでそんなことしなきゃならないのよ!?」
そう叫んだのは15人の中の一人、ウサギのヘアピンを付けた小柄な女の子だった。
『あなたは四谷マナミ様ですね。
四谷様は、何故ご自分がこの《人狼》に参加しなければならないか、自覚がないのですか?』
「自覚って…!あるわけないでしょ!!」
『そうですか…。
では、あなたはご自分が既に亡くなっているという自覚がないのですね?』
「はぁっ……!?」
四谷が目を見開いた。
15人のプレイヤーたちが一斉にざわめく。
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