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勇「翼ぁ!!行くよ」
翼「待ってよ!勇希!!」
土曜の朝、金髪ショートカットの顔の似た2人がとあるアパートの部屋から出てきた。前髪がパッツンな方が勇希、顔が前髪で隠れてる方が翼だ。
勇「さぁて、今日は何を見に行こうかな♪」
翼「俺は何でもいいよ」
どうやら2人は映画を見に行くみたいだ。だが、そんな2人の行く手を邪魔する奴がいた。
「お頭!!アイツです!アイツが斎籐勇希です!!」
「そうか。…おいお前。この前はうちの子分をかわいがってくれたみたいやんけぇ」
チンピラが絡んできた。どうやら勇希に恨みがあるみたいだ。
勇「オレに何か用かよ。言っとくけどよ、オレはアンタらみたいな友達つくった覚えねぇぞ?」
だが、何か問題を起こした本人が覚えていなかった。
翼「ねぇ、勇希。あれってこの前のナンパしてきた人じゃない?」
勇「あぁ!!懲りてねぇのかよ」
「あぁん!?この前の借を返しに来たんじゃい!!ナメとったら痛い目あうでワレェ!!!!」
さっきお頭と呼ばれていたスキンヘッドの男が勇希に殴りかかる。が、勇希はそれをあっさりと避けて、男の手首と胸ぐらを掴みそのまま投げた。
「お頭!?」
男がやられたのを見て後ろにいた男達が次々に襲い掛かってくる。
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