始まり

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「クッソ!!覚えてろよ!?」 勇「ヤだよ~ん」 翼「勇希!?いくらなんでもやりすぎだよ!!いくら強くても勇希は女の子なんだから」 勇「ごめんごめん」 翼「服汚れちゃってるし、今日は帰ろう?」 勇「えー」 翼「映画は明日見に行こう?」 勇「わかったぁ」 2人は家に帰り始めた。 アパートの前まで来ると、後ろから声を掛けられた。振り向くと少し大きめ段ボールを持った男がいた。 「斎籐さんのお宅の方ですよね?」 勇「はい。そうですけど」 「お届け物です」 翼「あ、今判子持ってきます。……判子判子~」 翼が部屋の中に入っていった。その間勇希は宅配会社の人をまじまじと見ている。 勇(こんな制服の宅配会社見たことねぇ) 宅配会社の人の服装は黒いギャップを深く被り、黒いシャツに黒いズボン。顔も口元しか見えずしかも笑ってるように歪んでおり、見るからに怪しい。 翼が部屋から出てきて、勇希に判子を投げる。 勇「お、サンキュ」 勇希は判子を押して、荷物を受け取り部屋の中に入った。
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