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とりあえず勇希はリビングに段ボールを置き、宛先を見た。
勇「あ~オレ宛だ。何にもたのんだ覚えないんだけどなぁ。送り主は………何処だよ、これ」
翼「どうしたの?はい、着替え」
段ボールを持っていた勇希の代わりに着替えの服を取りに行ってた翼が戻ってきた。
勇希「サンキュ!送り主がな、聞いたこともない会社なんだよ」
翼は段ボールについている紙を見る。紙には“クロマトン(株)”と書いていた。
翼「ホントだぁ…て!?ここで着替えないでよ!!/////」
服を脱ぎかけてる勇希を見て、翼が急いで別の部屋に逃げた。勇希はキョトンとしている。
勇「別にいいじゃん。姉弟なんだぜ?」
翼「勇希はもっと恥じらいを持つべきだよ!!昂がいたら間違いなく襲われてるよ!?」
勇「大丈夫だ。オレ彼奴より強いから」
勇希が着替え終わって翼も部屋から出てきた。
勇「何が入ってんだろな」
翼「わかんない」
勇「開けてみるか」
翼「開けるの!?ちょっと待って!!心n」
翼は最後まで言えなかった。勇希が言い終わる前に箱を開けたからだ。
勇「何だこれ」
中には被ると目まで覆ってしまうヘルメットにリストバンドみたいなものが3つ、手袋、何か分厚い本が入っている。リストバンドの1つ以外には何か線みたいなものか繋がっていて、色は眩しいくらい真っ白だ。それが袋に入って、2セット入っている。
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