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≪月夜の航海亭≫
GM「カウンターには彩の港の名に恥じない、色鮮やかな酒瓶が並び、壁には何かの記念なのか壊れた操舵輪が立て掛けられています。
あなた達が扉を開けるとカウベルが鳴り響いて店主のピヨネッタが笑顔で迎えます」
ピヨネッタ「いらっしゃい。バスターソードの剣士さん。ここでは見ない顔ね?」
ヒビキ「冒険者になってロシレッタに来たばかりだから仕方ないさー。なにか手頃な仕事があれば紹介してほしいぞ」
ピヨネッタ「残念だけど今は駆け出し一人に任せられる仕事はないわ。ごめんなさい」
ヒビキ「そうかあ。まぁ、しょうがないさー」
ピヨネッタ「そんなに落ち込まないの。
ほら、ちょうどそこに新人が一人いるから、時間が許す限り横の繋がりを作っておくのも冒険者の大切な仕事よ」
GM「そう言うとピヨネッタは持っていたグラスを置いて窓際のテーブルを指し示すわ。
テーブルでは耳の長い、白くてふわふわした物体がちょうど食事をしているところね」
ヤヨイ「(人参スティックを両手で持って)
かりかりかりかりっ、
もふもふもふもふ」
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伊織/千早『か、かわいい』
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