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小鳥「え? このタイミングで交渉するの? わりと緊急事態なんですけど」
伊織「だからこそ男は断れないでしょう?
ヒビキの所持金は100Gしかないし、報酬が一人500Gで、馬を借りるのに250Gかかるとほとんど儲けが出ないもの」
小鳥「そっか、まだ序盤だし響ちゃんだけ割りを食うのを防ぎたいわけね。
わかったわ、今回だけは許可しましょう。ほかにはなにかしたいことある?」
伊織「男に現場の状況を聞いておくわ。やよいは魔物知識判定をお願い」
【魔物知識判定とは、成功するとゲーム内で相手の情報を知っているものとして扱えます】
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GM「本当に時間がないので4人は馬で移動しながら話をするわ。
ヤヨイとイオリは乗馬の二人乗りに慣れていないので判定に-4して頂戴」
行商人「奴らは5人だった。2人は弓を持った、背が低くて目鼻が大きな蛮族だった。残りの3人はやや細身だが人間と大差ない」
ヤヨイ「初めての行使判定です。がんばってサイコロを振りますよー。
(ころころ)両方とも8です」
GM「(目標は5と7だから)
ならヤヨイは弓を持った蛮族がゴブリンアーチャーで、人間大の蛮族はボガードだとわかるわ」
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