セッションⅠ 潮騒と共に

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小鳥「2頭の馬が進むのは、港街ロシレッタとルキスラ帝国を結ぶ街道上ね。 定期的に警備隊が巡回して、人間の盗賊や蛮族を追い払っているので比較的安全に通れます。 左手に森が、右手に崖がある道の途中で3人は蛮族と応戦している2人の影を捉えるわ」 千早「ようやく出番ですね」 絵里「…待ちくたびれた? あんまり遅いと私達だけで全滅させるかも知れない?」 小鳥「さあ、満を持しての戦闘開始です!」 ~~~~~~~~~~~~~~ ヤヨイ「見てください! 誰かが倒れた馬車を守っています」 行商人「彼らは私達が雇った護衛です。 でも多勢に無勢で、いつまで保つかわかりません」 ~~~~~~~~~~~~~~ 伊織「GM、敵との距離はどれくらい?」 小鳥「目視で50mくらいね。先制判定に成功したら合流してもいいわよ」 伊織「…だそうよ、絵里。責任重大だからね。失敗したら全滅もあり得るわ」 絵里「…それはダイス神の気分しだい? (ころころ)」 小鳥「ここで6ゾロですか…、そうですか」 千早「なにも泣くほど悔しがらなくても」 【サイコロの目が2つとも6の場合、目標がどれだけ高くても自動的に成功します】
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