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小鳥「2頭の馬が進むのは、港街ロシレッタとルキスラ帝国を結ぶ街道上ね。
定期的に警備隊が巡回して、人間の盗賊や蛮族を追い払っているので比較的安全に通れます。
左手に森が、右手に崖がある道の途中で3人は蛮族と応戦している2人の影を捉えるわ」
千早「ようやく出番ですね」
絵里「…待ちくたびれた? あんまり遅いと私達だけで全滅させるかも知れない?」
小鳥「さあ、満を持しての戦闘開始です!」
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ヤヨイ「見てください! 誰かが倒れた馬車を守っています」
行商人「彼らは私達が雇った護衛です。
でも多勢に無勢で、いつまで保つかわかりません」
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伊織「GM、敵との距離はどれくらい?」
小鳥「目視で50mくらいね。先制判定に成功したら合流してもいいわよ」
伊織「…だそうよ、絵里。責任重大だからね。失敗したら全滅もあり得るわ」
絵里「…それはダイス神の気分しだい?
(ころころ)」
小鳥「ここで6ゾロですか…、そうですか」
千早「なにも泣くほど悔しがらなくても」
【サイコロの目が2つとも6の場合、目標がどれだけ高くても自動的に成功します】
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