イグアナ

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目の前に彼が背を向けて立っていた。 隣に私の知らない女の人… 私は大きな声で彼を呼ぶ。 彼の隣の人が振り向く…笑顔で… 「きゅー!」 私は目を開けた。 あれは… 「樹、大丈夫?」 「……」 「樹」 神子が心配そうに見ていた。 「神子」 「何か飲む?」 「うん、お水」 神子はキッチンに取りに行った。 「はい、お水」 私は一気に水を飲んだ。 「ありがとう」 コップを神子に渡した。
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