歌詞

―言霊(ことだま)―

狂おしいサイレンが鳴り響く

やっと辿り着いたこの極地

でたらめな記憶が駆け巡る

いつか腐りきるこの想い

罪にもならないはずなのに痛みを抱えて滅びゆく

悔いにもならないはずなのに喜び知らずに崩れゆく

天使に呼ばれし朝は
眩しすぎて言葉を忘れる

悪魔に呼ばれし夜は
切なすぎてただ泣き叫ぶことしかできずにいた

真っ白な心、純白の過去よ願ったものは貫く光

真っ黒な心、暗黒の未来よ拒んだものは果てない闇

伝えたい言葉は
永遠を約束する

それを信じて
現代(いま)打ち明けよう

愛おしい生命が鳴り響く

やっと伝えられたこの境地

真実の言霊が澄み渡る

永遠に壊されぬこの誓い

いつかは死にゆくはずなのに痛みを忘れ、さ迷える

現代(いま)にも心が裏返り貴方を求めて追い掛ける

わたしに呼ばれし朝は
狂いすぎて言葉を恐れる

貴方に呼ばれし夜は
嬉しすぎてただ愛することしかできずにいた

真っ白な心、純白の過去よ与えたものは煌めく光

真っ黒な心、暗黒の未来よ逃れたものは深まる闇

伝えた言葉は受け継がれるただ意味もなく言葉にして

不確かな約束は破ることない現代(いま)を信じた心の力

我の終焉叶えし夢はただ言霊と共に葬られる