雨降る図書館
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藤の規則正しい寝息と、明日葉のノートの上を走るシャーペンの音が静かに図書館に響いていた。 明日葉はふと手を止めると、隣にいる藤に視線を落とした。 明日葉もまた藤に思いを寄せている。 仲良くなり始めたのはハデスが来てからだが、思いを寄せ始めたのはそれよりも前だった。 綺麗な顔をしているのに、それをいいように使うことはなく男気のある藤に惹かれていた。
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