水中の戯れ

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ベッドに身を任せてウトウトしていると携帯が震えだした。 《着信中…美作くん》 ディスプレイを確認すると美作からの電話だった。 通話ボタンを押すと携帯を耳に当てた。 『もしもし?』 『よーアシタバ!暇してるだろ?』 いつも元気な美作の声が明日葉の鼓膜を震わせた。 美作の話は、折角の夏休みなんだし暇してるのも癪だから、みんなで海に行こうと言うことだった。
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