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これは私が小学生の時の話です。
その日は日曜日でしたが、父は仕事、母はママさんバレーの大会、兄は部活と皆家を出払っていました。
祖父は私が生まれる前に他界しており、今家にいるのは私と祖母だけです。
私はやることもなく、ゴロゴロしていると急に便意をもよおしました。
急いでトイレに直行、用を足し始めます。
数分ほどたった頃です。どこからか私の名を呼ぶ声が聞こえてきました。
最初は気のせいかと思いましたが、少し経つとまた聞こえます。
私は「あぁ、お便所の神か。」と訳のわからん解釈をしました。終いには「何かご用ですかー?」と便器に向かって叫んだ程です。
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