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◇◆
「真二!!!お昼。」
あの後チャイムが鳴ったのでお互いのクラスに戻り、昼食の弁当を広げようとしたタイミングであの黒い奴がやってきた。
「…一応聞くけど、何で俺がお前と?」
「友達じゃない。」
あぁ、なんていう奴だ。
友達になってから数時間にさも今まで仲良し~だったかの様に馴れ馴れしく“真二!!!お昼。”なんて言ってくるんだよ。
しかも呼び捨てかよ!
俺が心の中で散々文句を言っていると愛川が俺の手首を掴むなり、
「行くよ、屋上」
と言うので、一緒に昼飯を食う約束をしていたが愛川の登場により口を開け、目を丸くしている友達に軽く謝り、渋々手を引かれながらついていくのだった。
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