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「…そっちはお母さんの手作り?」
「ん?あぁまぁ…冷凍食品ばっかだけどな」
「ふーん」
そう言うと愛川はチョコクリームコッペパンをほおばり、それを飲み込んでから
「母親…かぁ」
と、呟いた。
「?母親がどうかしたのか?」
俺がそう言うと愛川は一瞬辛そうな表情になったと思ったら真顔に戻り、
「なんでもない。」
と言った。
「ふーん」
この時は、何か母親と仲でも悪いのかとか、そう言ったぐらいにしか思っていなかった。
その時入り口の方からガチャンと何かが落ちる音がしたので、そちらの方を見てみると、これまた意外な人物がいた。
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