プロローグ

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-帰り道- 僕は道場である我が家の前についた 僕は引き戸の扉を開けると 目の前には村松八伸流武術師範の父がたっていた 村松八伸流とは我が家の武術道場の流派の名前だ 秋「………ただいま、父さん」 父さんは険しい表情で僕を見つめた 父「……なんだあの惨めな試合は?」 秋「……ごめんなさい」 僕はそう言って父さんの横を素通りした 負け試合のあとはいつもこうして父さんの説教をさけている といっても僕は試合に勝ったことが一度もないんだけどね…… そして僕は自分の部屋に入り、ベッドに寝ころんだ
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