15歳初めてのスナック勤務

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あたしは昔からお金が大好きだった。 短期バイトで2万貰って凄くよろこんでた。 その後出会い系に目をつけて1回3万の援交とかチョコ②してた。 高校の同級生との悪ノリで… もちろんお金は大好き。『自分の体は大切に』 なんて事はこれっぽっちも考えた事がなかった。 あたしは家に帰らない娘になってた。 知り合いの家を友達とたまり場にして住んでたっけ… 援交も面倒になってしなくなった。 だって確実なお金が入ってくる保証はなかったし。 たまり場の家でごはん食べてよくお酒飲んでた。 家に帰るよりマシ。 そんなこんなで遊んで久々に家に帰ると母が『退学したからね』ってあっさり言われた。 『高校だけは絶対卒業しなさい』 って言ってた母からの退学したから…は申し訳ない気持と、あたしの肩の荷がとれたので何とも言えないけどホッとした。 興味があった夜の世界。 アルコール少しは飲めるから大丈夫だろ! そんな甘い考えで求人みて、電話した。 馬鹿正直に年まで言って大丈夫ですか?って聞いたら、面接で15歳に見えないから大丈夫だよ。即答でオッケーだった。 援交とか、昼のバイトとかよりも全然給料が良くて。 ホントにうかれてた。 どんな接客するのか、どんな事喋ったがいいのか、全然わかんなくてママさんに質問攻めした。 働きだして一週間ぐらいしたころにママさんに歳がバレた。 ママさんがオーナーはやとっていいって言ってるけど、捕まりでもしたら生活があるから困るから、あたしから辞めるって形で辞めてって言われた。 次からは年齢バレない様にしようって決めた。 がむしゃらに働いてみなさんの足ひっぱてたけど辞めたくなかった。 だって一週間じゃまだまだでしょ? 辞めたくなかったけどママさんに申し訳なくて辞めた。 二週間って…短すぎだよね。 それからオーナーが給料くれた。 こんなもらっていいの?あたしが仕事出来てなかったのにまじでうれしー!! 味しめちゃったんだなぁ… 後の事とかまったく考えなかった。 これからどうなるかも… 次は年誤魔化して小学校からの大親友涼子と別の店に入店した。 涼子と仕事するのは楽しかった。 只、この頃からあたしは自分の仕事ぶりに不満を感じてた。 ハッキリした事ではないけどお客さんが楽しそうじゃない… 自分に誤魔化して仕事した…お酒いっぱい飲んで… みんな自然で話しがうまい。 もちろん涼子も…入ったばっかりなのに…
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