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｢へぇ、そんな事があったの｣
放課後、私は光ちゃんと一緒に帰る時に瑠璃ちゃんのことを話しました。
｢アンタもつくづくドジよね。うかうか目も離せないわ｣
｢いやはや～｣
｢照れるとこじゃないんだけど･･････｣
そんな会話を光ちゃんとしていると、向こうの方から瑠璃ちゃんの声が聞こえてきました。
｢だから何度も言ってるだろ？今月は欲しい本があるから駄目だって！｣
｢そこを何とかできませんか？てか貸してくれぇ～｣
何だか揉めてるようでした。
私は瑠璃ちゃんの下に走りました。
｢ど、どうしたの瑠璃ちゃん！？｣
｢あ、綾芽か！ちょっとコイツをどうにかしてくれ｣
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