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バッシィィィンッ!という炸裂音と共に、背後からマサシに噛みつこうとしていたマータの横っ面に、神機の刀身によるビンタが炸裂する。
さすがにこれにはマータも何が起こったのか理解できない上に、強烈な目眩状態にされてしまった。
そう、背後から律儀にマサシの肩を叩いたのは、マータだったのである。
タツミ(うわぁ…モロに入ったよ、フルスイング…)
コウタ(…マトモに神機で攻撃するより怖ぇ…)
マサシ「…あら?マータいたんだ?(^^;)」
タツミ&コウタ(しかも気づいてなかった!?)
ぽりぽりと頬をかきながら苦笑いするマサシだったが、すぐに思考を切り替え、再び神機を構える。
マサシ「なにはともあれ、チャンスだ!一気にケリをつけるぞ!」
言うや、マサシは先陣を切って突進し、マータに斬りかかる。
タツミ&コウタ「お、おう!」
すかさずタツミとコウタもそれぞれの神機を構え、攻撃を開始した。
コウタの連続した射撃が、マサシとタツミの素早い連続攻撃が炸裂し、瞬く間にマータは傷を増やされていく。
ようやくマータが目眩から立ち直った時には、すでにマータは足どりがおぼつかなくなるほどにダメージを負わされていた。
やむなくマータは逃走を図るが、すかさずコウタがバレットを連射して足止めにかかる。
だが、よろめきながらもマータはこれをかろうじて回避した。
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