マグネシウム騒動

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しかし、舞い上がった土煙に紛れて、マサシがマータの前に回り込み、再び神機のフルスイングによる強烈なビンタをお見舞いすると、足にきたマータはその巨体を地面へと倒れさせた。 マサシ「今だタツミ!同時に捕食しろ!」 タツミ「もらったぁっ!」 すかさず神機を捕食形態に変化させたマサシとタツミが、マータの胴にトドメの捕食を見舞う。 胴をやられたマータが、絶叫上げた後、ぐったりとして力尽きた。 マサシ「素材いただき!タツミ、コアは?」 タツミ「ちょっと待て…。取れた!傷もない良品だぞ!」 コウタ「やったぜ!」 と、喜びあう3人の耳に、ヘリの飛来音が聞こえてきた。 同時に、マサシの通信機が電子音で着信を告げる。 マサシ「もしもし?」 アリサ『マサシ、無事ですか!?急ぎ応援に戻りました!』 マサシ「ありがとう。でも、たった今ケリがついたところ。負傷者なし、マータを撃沈。タツミが綺麗にコアを摘出してくれたから、大収穫だぞ。3人回収出来るか?」 アリサ『問題ありません。上空から梯子を下ろしますから、その場で待機しててください』 マサシ「了解。あとアリサ、幾つかしそこねてた報告あるからヨロシク」 アリサ『分かりました。すぐに着きますから、待っててください』
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