マグネシウム騒動

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---- 3時間後 贖罪の街 ---- コウタ「…で、アラガミ討伐ついでにマグネシウム収集かよ」 マサシから事情を聞いて、呆れ顔をしながらコウタは溜め息をついた。 結局あの後、マサシは仲間に「よろず屋が困ってるから」という建前で手伝いを仲間達に頼み、幾人かの協力を得てマグネシウム採取とアラガミ討伐に乗り出したのだ。 とはいえ、ここまでで現れたのは、オウガテイルやヴァジュラテイルといった、小型のアラガミばかりだったが。 マサシ「まぁまぁ、人助けだと思って。…あとで冷やしカレードリンク、ダース単位で奢るから」 などと話ながらも、マサシは器用に廃材を選り分け、マグネシウムを取り出しては背中のカゴに放り込んでいる。 その様は、まるで一昔前の廃品回収業者か、栗拾いにでも来た食いしん坊のようである。 タツミ「まぁでも、マグネシウムは無いと困るし、集められるだけ集めて損はないさ」 とりなすように言いながら、防衛班の班長・大森タツミが廃材を探る。 防衛班からは、タツミと台場カノンが協力してくれており、カノンはアリサや橘サクヤと共に、別の場所でマグネシウム集めにまわっていた。
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