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マサシ「これはさすがに想定外なんだけど…やるっきゃないか」
言いながら、マサシは宝剣王召君・改を構える。
マサシ「コウタ!援護たの…」
援護を頼もうと後ろを見ると、すでにタツミとコウタは脱兎の如く退却していた。
タツミ「悪い!引き付けといてくれ!サクヤさん達呼んでくる!」
コウタ「しばらく頼んだ!」
マサシ「2人まとめて行くなーっ!(;□;)」
そう叫んだマサシの声に反応したか、マータの目がマサシの方を向く。
直後、マータが咆哮した。
マサシ「ぎゃーっっ!!(;□;)」
飛びかかってきたマータを悲鳴を上げながら間一髪回避して、マサシはタツミ達とは逆方向に逃げ出した。
さすがにマータを単独で倒せる力は、マサシにもないからだ。
そんなマサシを、餌を逃してなるかとマータが追う。
マサシ「いやぁーっ!!(;□;)こっちくんなーっ!!(;□;)」
贖罪の街に、マサシの悲鳴とマータの咆哮、さらにマサシがヤケクソで撃ったレーザーによって破壊されたビルの崩壊音が響く。
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