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「おめでたです」
!!?
(おめでた!?おめでたって子供が出来た時に言う言葉だよな?まさか!)
言葉が聞こえた仁志は今の状態に仮設を考えた。
(俺‥幼児?ははっまさかな、そんな小説みたいな事有るわけがない)
(けど、だとしたら今の状態に全部当てはまるんだよな)
そう仁志は前世の記憶を持ったまま転生したのである。
(‥‥まぁいっか)
(前世はつまらない一生だったし今度は楽しむか)
‥なんともお気楽な奴である。
「男‥か女の子‥知り‥で‥か?」
どうやら医者らしき人の声がする。性別を知りたいか聞いているようだ。
(性別か、小説とかだと"女の子です"とか性別が変わってるんだろうけど)
仁志も気になるようだ。
「いえ、この子が産まれるまでのお楽しみにします」
(仁志の)母親と思われる人がお腹んさすりながら医者に答える。
(聞かねーのかよ!)
(産まれるまで分からないのか)
仁志は目は見えないし動けない為、産まれるまで待つしかなかった。
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