◆過去◆

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2年前 私が中2の時付き合っていた人がいた。 名前なんて思い出したくないほど酷い人だった。 私が『付き合う人なんて誰でもいい』なんて考えて中身が腐っていなかったらこうゆうことにはなっていなかっただろう。 すべて私が悪いんだ。 私があの時…なんて今更考えても仕方ない。すぎたもんはしょうがないだろう。 私の元カレ(だとも思いたくない)はなにを考えているか全然わからない人だった。 なんとなく付き合ってた私はそんなことは全然気にしないでいた。 「(どうせまた早く別れるだろう)」なんていつも思っていた。 そんなある日のことだった。 突然「テレビゲームをしよう」と言われ何気なくついていった。 そしてそいつの家に行くとテレビをつけてゲーム器のスイッチを押した。 そこでもう私は油断していた。 テレビをずっと見ていたら急に体を倒された。 怖くて必死で動いた。手を捕まれていたので動けない。 恐怖で声が全然出ない。目には涙が溢れてた。 いきなり口を塞がれた。あとから嫌な感触と生暖かい熱が口の中に感じた。 気持ち悪かった。 即座に舌を噛んだ。 「痛っ!」と言って怯んでいるうちに相手の股間をおもいっきり蹴った。 そしてそいつがのたうちまわっているうちに逃げた。 走って... 走って... 走って... 足が震えてこけてしまった。 助けて... 心が恐怖で埋めつくされた。 なにがなんだかわからない。 ただただ 手足が震えていた。
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