年下俺様彼氏 1話

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「…あちらの方は?」 はっと我に返るとエリカの彼氏が私を見ていた。 「あの子は私の親友の、長谷川ほのか♪中学から一緒なんだよ~♪♪」 「長谷川ほのかさん…じゃあ、長谷川さんですね♪」 “長谷川さん” それが、最初に呼ばれた呼び方だった。 「あ、初めまして!エリカの親友の、長谷川…です!エリカをよろしくお願いします!」 「も~♪ほのかってば、ママみたいだよ♪♪」 エリカが彼氏の元を離れて、私に抱きつく。 「あ…あはは…」 「エリカちゃんは、長谷川さんが大好きなんだね♪…長谷川さん、エリカちゃんのことは、任せてください」 そう言って、ニコッと優しい笑顔を見せる。 トクンと私の胸が高鳴ったことに私は気づいた。  
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