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ヒロシ…。はたしてそれほどまでに、現世に影響を与える存在なのだろうか、平凡で良い名前だが、それ故に…。
ナルミ
「…。やっぱり知らない人です。」
かーくん
「向こうはそう思ってないみたいよぉ?」
ヨウジ
「ナルミくんも罪な男だねぇ!うひゃほはひにぃにょ!」
ヨウジおじさんの、奇妙な笑い声を聞いた時だ、さっき神様の言った言葉に一つ疑問を感じた。
ナルミ
「あの…かーくん…。」
かーくん
「にゃに?」
ナルミ
「聞き間違えていたら謝ります、この仕事って、もちろん僕一人でやるんですよね?」
かーくん
「僕ちんもね、始めはそう思ったのよ、だけど、このヒロシと言う男…あるカルト教団の教祖で、一筋縄ではいかないのよ、数に物を言わせて転生職員を送りこんでもよかったんだけど、現世にどんな影響を与えてしまうか想像もつかない。いろいろ考えた結果、ナルたんと一番仲のいいヨウジくんにも頼もうかと。」
ものすごい衝撃で、僕の心にぶち当たった言葉、ヨウジおじさんと一緒に現世へ行くのも嫌だ…、だがしかし一番ショックだったのが、かーくんから見たら、僕とヨウジおじさんは立派な友達関係にあるということ……
ヨウジ
「ナルミくん?大丈夫?口から泡が出てるよ?」
かーくん
「少々、ナルたんにはキツい言葉だったかもな…カルト教団の教祖だ…誰だって怖いさ…ちなみに、現世で、リーキン=タマシロと呼ばれいる。」
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