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『代々木上原、ネクスト、スティーション、ヨヨギウエハラ』
聞き慣れない、女の声が僕の深い眠りを覚まさせた。
ヨウジ
「ナルミくん…ナルミくん!おっきしてぇ~」
ナルミ
「は!」
ここは何処。
私は誰。
今何月何日何時何分何秒.いくつ。
頭に思い浮かんだのは、それであった。
ナルミ
「うわ…なんだよこれ…」
ヨウジ
「何って神様の頼まれごとしただろ?」
ナルミ
「まだ、了承もしてないのに…それでなにさ…ハエになった訳だ…。」
そうです、今回はハエです。
プシュー!
これは生き物なのか?2枚ある壁が勝手に開き、次から次へと人間が出て行く。
正直、人間とこんな狭い場所でしかもこんなに沢山と居合わせた事が無かったので怖かった。
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