○●物語

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アキラの言葉に、俺は眉をひそめる。 「あ、嘘だと思ってるだろ!これはマジだって!!」 『アキラノジョウホウハ アテニナラナイヨ』 「な!?ただのネズミに言われたくねーよっ」 「…派遣作業員じゃねーのか?」 「違う違う…お前と同じロボット処理係さ。しかも女らしい」 その言葉に、更に眉をひそめた。 5年間も俺一人…と一匹に仕事を押し付けてやがったくせに……マチルダは何を考えてんだ? 「随分と別嬪さんらしいぜ?」 「興味ない。」 『ヘンタイ』 「ちょ、お前らひでーぞ!?」 一人騒ぐアキラを放置して、俺はトンネルの奥に進んでいった。 「って、おいっ………ビヨンセ!マチルダが到着次第連絡しろって!!」 アキラの声に、俺は歩みもとめずに片手をあげて応えただけだった。 ツー…ツー…ツー… モノクロで殺風景な部屋に、通信接続の無機質な音だけが響いている。この部屋がビヨンセとシャーリーにあてがわれた部屋だった。 ツー…ツー………ガチャンッ 『もしも――』 「おいマチルダてめぇ何考えてやがる!!」 『ちょ…叫ばないでよー……』 ……To be continue…
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