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黙り込んだ芹沢を見て司は微笑んだ
「ですが今の京
芹沢先生には私は非力に見えるでしょう
少しずつでいいんです
少しずつ女を認めてください」
「貴様は何のために刀をとる」
「私を拾ってくれた近藤先生に恩返しをするためと
女でも何かを守り戦えるという事をこの日本に教えたいんです」
司がそこまで言うと
芹沢は諦めたようにため息をついた
「少しずつ認めるとしよう…」
「ありがとうございます
芹沢先生
今後ともご教授お願い致します」
「…わかった
下がれ」
司が頭を下げ部屋を出ると土方たちが迎えに来た
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