4/14
前へ
/247ページ
次へ
「急にお前だけ呼ばれたから何事かと心配したが… 何もなくてよかった」 「永倉さんは心配しすぎですよ それに、何もなかったどうかは…」 「何か…あったのか?」 原田が土方を見ると土方は呆れたようなため息をついた 「芹沢が悪酔いして司に刀を抜いた 刀を避けてはいたが畳が傷だらけになってな…」 「それであんな芹沢先生がご乱心だったってわけですか」 沖田が何がおかしいのか ケラケラ笑いながら言った 「笑い事じゃないだろう総司 怪我がなくてなによりだ」 「源さんは甘いんですよ 怪我がなくても畳はかえないと…」
/247ページ

最初のコメントを投稿しよう!

192人が本棚に入れています
本棚に追加