はじまり と おわり
2/11
読書設定
目次
前へ
/
11ページ
次へ
昼下がり、坂道に建てられたカフェにはサンサンと日が射している。 手元にはダージリンの香り漂うカップ。それは“有花”の大好きなものであったが、今はどうも飲む気にも、況してやそれを持つ気にさえならなかった。 冷めてしまうのもお構いなしに、機嫌の悪い顔で、坂道の下りをずっと眺め…いや睨み付ける。 有花は苛立っていた。 叫びたい程に。
/
11ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
224(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!