恋をする、君の瞳に恋をした

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最初に想ったのは、なんて切ない目をする女の子なんだろうってことだった。 首を傾げた瞬間、俺の胸には鈍い痛みが走った。 それは、思い過ごしとも考えられるくらいささやかな痛みだったけれど、何故だか僕は忘れられなかった。 ずっと頭のどこかに君の目の残像が残っていた。 二回目に見かけた時も君は相変わらず切ない目をしていたんだ。 僕の大切な親友の隣で。
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