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「大丈夫だから。タオルさえあれば何とかなるよ。ありがとうね」
オロオロしていた斉藤さんが私の言葉を聞いて急に顔つきが変わった
斉藤『すみません慌てちゃって!何とかしないといけないのに…本当すみません』
そう言うと何枚かのタオルを持って濡らして戻ってきた
斉藤『杏さんが動いたら血が散らばるから横にだけ移動して下さい』
「いや自分でやるから大丈夫だって。ただ私のロッカーから着替えを持ってきてくれないかな?着替えさえあれば何とかなる」
斉藤さんは着替えを持ってきてくれた
そのまま何かを思いついたように慌てて出て行った
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