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専務に掴まれた腕を振り払って外に出た
その後を追ってくる長介じゃなく専務
「あの…これは何してるんですか?今やる事なんですか?業務の邪魔してるしか思えません!」
私の勢いと隣で力強く頷く和美を前にして ようやく気付いたようだ
専務『つい少し動かしたら止まらなくなっちゃってね…すまなかったよ』
和美『やめてもらいますよ』
和美はそう言うとホコリの中に消えて行った
専務は私に話があると言って会議室に呼んだ
石井さんにも声をかけて後から来るように伝えていた…が…あの中途半端な事務所のまま和美が石井さんを行かせるとは思えない(笑)
石井さん、ちゃんと片付けないと口を聞いてもらえなくなるよ
可哀想に…(笑)
止めなかった石井さんも悪いって事で
会議室では座ると同時に私の前に箱が置かれた
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