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「本当?嬉しい!ねぇ、全然飲んでないね?飲まないの?」
「あぁ、俺あんま酒好きちゃうねん。それにここで男が酔うてもーたらあかんやろ。介抱に徹するためや!」
「あははっ何それ!じゃあ…あたしが酔っちゃったら、介抱してくれるかなぁ…?」
花柄のシフォンワンピースの裾をきゅっと握って、上目遣いでめぐみちゃんは俺を見る。
「あっ…当たり前や!」
もしかして…脈アリ…?
「本当ー?嬉しいなっ!」
「…」
しかもタイプにピッタリな清楚さんやし美少女や!
「ねぇ大樹君、関西弁って、カッコいいね」
「え?おう!やろ?惚れるやろ!」
「あははっ自分で言っちゃうのっ?面白ーい!」
これは…いけるんちゃう?
いや、マジな話。
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