ミニスカサンタ

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何やねん。 何がおかしいねん。 「そんなにピリピリしやんでも「心配しなくても、あんたがいるパーティーなんて呼ばれても行かないから」 「あっ…田村さんっ…」 「げ…」 教室の入口で話してたもんやから、登校してきた田村とはち合わせた。 「ちょっ…大ちゃん謝りぃやっ…!」 肘で俺を突きながら愛は小声で言うてくる。 「何で俺がっ「教室入りたいから、退いてくれる?」 田村はまた俺を睨み付けながら、教室へ入った。 「……キッつい女」 ムカつくわ。 何俺に指図してんねん。 「いや、キッついのはあんたやで、大ちゃん」 愛が小声で言って教室に入った。 「…何やねんな」 イラつく気持ちを抑えて俺も教室に入った。
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