■..壱

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■..壱

' 背景(時期は桜が満開の春。 城下の賑わいと小鳥のさえずりなどが聞こえる気持ちの良い快晴) ツバキ「ふぁ~…こういう気持ちの良い日は、無性に眠気がでるよなァ桔梗ー」 (大きな欠伸をし陽なたぼっこをしていて) 桔梗「こういう気持ちの良い日に限って仕事がくるんだよ 早く一人前の忍になるには、 そんな能天気なこと言ってらんないぞ?」 ツバキ「ま、それもそーだな ……ん?」 (後ろに人の気配を感じ振り向き) 蘭子「ツバキ、桔梗。こんなところにいたのね… 仕事あるから戻ってこいって杜若さんが」 桔梗「仕事か…分かりました、蘭子さん。すぐ行きます」 ツバキ「まじで仕事がきちまったよ…この間は飼い猫が逃げたから捕まえてこいとか、全然忍らしくない仕事だったなー」 蘭子「ふふ、ツバキは危険な仕事に燃えるタイプよね まぁ…見習いだからしょうがないわよ」 桔梗「おい、早く行かないと 杜若隊長に叱られるぞ…」 (談笑する二人に呆れるように) ツバキ「うわ、やべー!」 (立ち上がり、その場からシュッと消えるように走り)  .
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